旅行・温泉が好きな方へ。「会津若松でゆっくり温泉に浸かれる宿が知りたい」「郷土料理も楽しめる宿を探している」——そんな方にぴったりなのが、『御宿 東鳳(おんやど とうほう)』です。この記事では、実際に私たちが泊まってみた感想をご紹介します。
会津若松でのんびり温泉を楽しみたい
今回は夫の地元・会津若松を訪れる機会があり、「せっかくなら温泉宿に泊まって、のんびりしたいね」となって選んだのが、東山温泉にある「御宿 東鳳(とうほう)」。
到着してまず感じたのが、外観から漂う高級感。駐車場に車を停めて、建物を見上げた瞬間から「これは期待できそう」とワクワクしていました。エントランスも広々としていて、綺麗に整えられたロビーがさらにその気分を盛り上げてくれます。


会津・東山温泉「御宿 東鳳」に泊まってみた感想と魅力
今回は3階の「雅(みやび)」というお部屋に宿泊。ネーミングにも風情があって素敵です。お部屋に入ってまず目に飛び込んできたのは、大きなベッドとバルコニー。夕日がきれいに見える位置にあり、窓際に座って眺めているだけで時間がゆっくり流れていくのを感じました。



さらにうれしかったのが、ちょっとしたワーキングスペースにも使えそうな小部屋がついていたこと。扉で仕切れるようになっていて、オンライン会議にも使えそう。ワーケーションにもぴったりな造りで「これは便利!」と感激しました。

お風呂とトイレも別々のスペースになっていて、まるでちょっとしたスイートルームのよう。洗面台も広く、クレンジング・化粧水・乳液が備え付けられていて、細かな気遣いが嬉しかったです。バスタオルが2人分で2枚ずつ用意されていたのも、朝晩2回お風呂に入ってね、というメッセージのようで思わずニッコリ。




夕食はビュッフェ形式で、早い者勝ちで時間が埋まってしまうということで、今回は18:45からの回に。これが大正解でした。なんと、ちょうど夕日が沈む時間と重なり、レストランの大きな窓から見える山々と、それに沈んでいく太陽が本当に美しかったんです。お客さんもみんな景色に夢中で、食事そっちのけ(笑)。私たちも例外ではなく、しばし静かにその光景に見とれていました。

食事が始まると、そこには地元・会津の郷土料理やご当地グルメがずらり。特に印象に残ったのは「まんじゅうの天ぷら」と「馬すじ煮」。
まんじゅうの天ぷらって初めてだったんですが、揚げることで皮がカリッと、中はほんのり甘くて、ちょっとしたおやつにも主食にもなりそう。発想の豊かさに驚きました。夫曰く、「会津では普通に食卓に出てくる」そうです。馬すじ煮は、コリコリとした独特の食感で、きくらげや貝に近い感じ。こういう、日常ではなかなか味わえないものに出会えるのは旅の醍醐味ですね。


あと、お寿司はその場で注文して握ってもらえるスタイルで、私は大好きなえんがわを何度もリピート。スイーツも豊富で、地元のヨーグルトや牛乳を使ったデザートがたくさんあって、甘党の私たちにはたまらないラインナップでした。



お風呂も素晴らしかったです。露天風呂からは月が綺麗に見えて、そよ風が心地よく、五感すべてで癒される時間。
そして、「湯上がり処」という休憩スペースもあり、麦茶やハスカップ水(カシスジュースに近い味)やアイスキャンディーが無料でいただけるのも嬉しいサービスです。広めのスペースで、待ち合わせにもぴったり。会津名物「べこの乳」の自販機もあって、こういうところで地元に触れられるのって素敵だなと思いました。




朝食も大満足で、特に喜多方ラーメンとスイーツが印象的。朝からラーメン!?と思ったけれど、これはこれでアリです!


贅沢な宿泊体験が日常に与えてくれた気づき
この滞在を通して、「たまには贅沢な時間を過ごすのもいいよね」と2人でしみじみ。日常の喧騒から離れて、ゆったりとした時間を持つことで、また明日から頑張ろうという気持ちになれました。
また、地元の食文化や自然に触れることで、夫にとっても再発見があったようで、「やっぱりこの土地いいよな」と話していました。
「御宿 東鳳」はこんな人におすすめ!
「御宿 東鳳」は、夫婦やカップルでのんびり過ごしたい方、特に夕日や自然が好きな人におすすめしたいお宿です。また、部屋にワーキングスペースもあるので、ワーケーションを検討している人にもぴったり。
今回は6月に訪れましたが、次は紅葉や雪景色の時期にも行ってみたいと思える、そんな素敵な宿でした。
よくある質問(Q&A)
Q:御宿 東鳳の予約方法は?
A:公式サイト、楽天トラベル、じゃらん、一休.comなどで予約できます。早割プランや季節限定プランもあるので、複数サイトを比較するのがおすすめです。
Q:どんな部屋タイプがありますか?
A:「和室」「洋室」「和洋室」など複数タイプがあり、今回宿泊した『雅』は和モダンな内装でバルコニー付き。ワーケーションにも対応できる小部屋付きです。
Q:ビュッフェの特徴は?
A:会津の郷土料理(まんじゅうの天ぷら、馬すじ煮など)を中心に、ライブキッチンでの握り寿司やデザートも充実。夕日が見える時間帯に予約するのがおすすめです。
Q:お風呂は日帰り利用できますか?
A:日帰り温泉利用も可能です(要事前確認。TEL: 0242-26-4141(9:00~19:00))。露天風呂や「湯上がり処」のサービスも利用できます。
Q:駐車場やアクセスについて教えてください。
A:会津若松ICから車で約20分(無料駐車場あり)。会津若松駅から無料シャトルバスで15分(完全予約制)。
今回紹介した施設:御宿 東鳳
会津・東山温泉「御宿 東鳳」
住所:〒965-0813 福島県会津若松市東山町大字石山字院内706
電話番号:0242-26-4141
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